キレイになる医療
教えて!いしい先生 気になる・気になる「キレイになる医療」
「ホクロの治療」編
切るのは最後の手段 !切らなくてもホクロ・イボの多くは治療できます。
美容外科・美容皮膚科・形成外科
いしい形成クリニック
診療時間 10:00~17:00 (完全予約制)
(予約受付10:00~17:00)
休診日 木曜・日曜日
住所:つくば市吾妻2-8-8 つくばシティアビル3F
電話:029-860-6090
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基本的に、イボは皮膚の表面(表皮)が盛り上がった病変を指すことが多く、ウイルス性のものや老化によるものなどがあります。一方ホクロは、表皮より深部の真皮に「母斑細胞」という細胞が増殖していることが原因でできます。ホクロには先天的なものと後天的なものがありますが、後天的なホクロはしばしばイボのように盛り上がることがあります。
治療法はどんなものが?
真皮にまで達しているホクロを取れば多少なりとも治療跡が残ることを覚悟する必要があります。ホクロを1回で完全に除去するためにはメスで切除することが一般的ですが、これだと傷が大きく残る欠点があります。
美容的な観点から顔のホクロをできるだけ最小限の傷で取りたい場合は、高周波メス(サージトロン)や炭酸ガスレーザーを使って蒸散・焼灼という方法で除去します。母斑細胞を熱で削り取っていくわけですが、ホクロの周辺からなだらかにうまく削ることによって治療後のへこみを目立ちにくくします。さらに、しみ取りにも使うピコ秒レーザーを組み合わせることによってより浅い傷で治すことも可能です。深いホクロは1回で除去できないこともありますが、後日レーザーを追加照射して色をさらに取り除くことが可能です。
加齢によるイボも蒸散で治療します。イボはホクロと違ってへこみなどの傷を残さずに取ることができます。
気をつけなければならないホクロもあるそうですね。
ホクロではなく、悪性腫瘍が疑われる場合は美容的な治療は行いません。足の裏のホクロや、美容目的ではなくホクロの良・悪性が最大の心配事という場合は、皮膚科専門医を受診されることをお勧めします。
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