衣食住

つくばの「衣」「食」「住」をまるごとご紹介するコーナーです

多彩な味わいの蕎麦をリーズナブルに

肉蕎麦

2024/11/1

住所:つくば市館野101-2
電話:固定電話なし(情報はインスタ参照)・「うな利家丑伍郎」予約専用ダイヤル 029-811-6055
営業時間:11:30〜14:00
定休日:火曜日、日曜日
駐車場:23台
Instagram

 豚つけそば&海老天丼定食¥1,150。そばと豚に合わせるのは辛めのつけ汁。2本の大海老は迫力満点。
豚温つけそば¥790。冷たいそばを、ゆずが香る温かいつけ汁で。

国立環境研究所南側の道路沿いに位置する「肉蕎麦 究」。「究」と書いて「いち」と読むのはオーナーの野口恵究(えいいち)さんの名にちなんだものだ。
「つくばには蕎麦の名店が多くありますが、都内にあるようなさっと食べられる蕎麦屋は少ないと感じていました。肉蕎麦やラー油蕎麦も邪道ではあるかもしれませんが、リーズナブルにおいしく食べられるなら良いなと、肉蕎麦をメインにすることにしました」。
割烹料理店を営む両親のもとに生まれ、自身も和食の道で修行をしてきたという野口さん。仕入れる食材を工夫するなどして価格を抑えつつ、蕎麦の出汁つゆや天ぷらなどには和の料理人としての技術を発揮し、旨くて手頃な蕎麦を多くのファンに提供し続けている。コロナ禍で客の入りが落ち込むこともあったが、再び客足も戻り、こうして8年間続けてこられたのは食べに来てくれる人々のおかげだと語る。
冷たい蕎麦は6種類、温かい蕎麦は4種類で、豚テキ丼や海老天丼がセットになった定食、曜日限定のスペシャルセットなどがある。注文は、入店時に食券を買うスタイル。蕎麦だけでもさまざまなバリエーションがあり、それに加えてセットメニューもあるため選択の幅が広い。券売機を前にして、どの蕎麦にするか、どのセットにするか、悩む人が多いというのも頷ける。
 

広告
wakaba_2024-11.png bread_sale_mbunner_20221029114616793.png
山芋とろろの温かい豚そば¥860。かえしがベースのつゆと山芋の相性が抜群。
もりそば&豚テキ丼定食¥1,000。もりそばはスタンダードなそばつゆ。豚テキのソースは姉妹店ステーキハウスソヌーテ創業当時からのこだわりの自家製だれを使用。

平日は会社員や作業員、近くの研究所の職員などの利用が多い。研究所に勤める外国人にも肉蕎麦はとても好評だという。回転は早い方なので、並んでいても比較的スムーズに入れる。週末は家族連れも多く来店。小さなお子さんも喜んで食べている姿が見えて嬉しいと野口さん
また、コロナ禍でのテイクアウト需要に応えて、月に1回「肉蕎麦 究」店舗内で、国産うなぎ持ち帰り専門店「うな利家丑伍郎」をオープンしている。
「実家の店には土用の丑の日になると決まってうなぎの注文が入っていました。評判だったあの味を、いつか届けてみたいという思いもありました」。
うなぎは、養殖うなぎ100年の歴史と実績を誇る愛知県三河一色産で、できるだけ無投薬、天然に近い育成環境でしらすから成魚まで一貫で管理し出荷されるもので、味と質の良さが特徴。たれには、実家の割烹料理店で祖父の代から継ぎ足しながら継承されてきた、厳選食材で作るたれを使用している。メニューは、うな重、蒲焼き、白焼きのみ。前日までの事前予約にて受け付けているが、数量限定なので早めの予約がおすすめ。月に1度の営業日には「肉蕎麦 究」でも「ポン半」と呼ばれるうなぎの半身と小そばのセットが注文可能だ。
さまざまな味わいのそばやご飯もの、そしてうなぎまで多彩な顔を持つ同店のメニュー。何度でも通いたくなるコスパの良さと相まって、ついつい足が向いてしまいそうだ。
 

「うな利家丑伍郎」自慢のうな重¥3,100。レンジで温められる容器にて提供。

肉蕎麦

住所:つくば市館野101-2
電話:固定電話なし(情報はインスタ参照)・「うな利家丑伍郎」予約専用ダイヤル 029-811-6055
営業時間:11:30〜14:00
定休日:火曜日、日曜日
駐車場:23台
Instagram
 
「そば&丼定食 無料券」を抽選で5名様にプレゼント!