衣食住

つくばの「衣」「食」「住」をまるごとご紹介するコーナーです

こだわりの料理でたくさんの人を喜ばせたい
洋食惣菜・レストラン
obbligazioni
住所:つくば市花室1612-1
電話: 029-869-7106
営業時間:ランチ11:30〜13:45(L.O.)
カフェ15:00〜17:00(L.O.)
ディナー18:00〜21:00(L.O.)
定休日:水曜日
駐車場:共用12台
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「フォン(だし)は自分で作っています。既製品では出せない味なので、使命を持ってやっています。ほかに料理で常に気をつけているのは、温度。温かいものは温かく、冷たいものは冷たくという基本はもちろんですが、冷たいものでも冷たければいいというものではありません。カルパッチョも冷たすぎるとおいしくない。口に入れた時に溶ける適切な温度があります。調理の場面でも温度には1度単位で確認をしています」と、エネルギッシュかつ丁寧にこだわりを語るのはオーナーシェフの鈴木哲さん。
鈴木さんは、フレンチの名店クイーンアリスでシェフとしての修行を積み、続いて同店のパティスリー部門でスイーツについても基礎から習得。フルコースをすべて一人で手掛ける腕を磨いた。6年前、東京練馬区の大泉学園にダイニングレストランを開業。妻の恵美さんと二人三脚で繁盛店を切り盛りしてきたが、物件の取り壊しによる立退を機に、事業を拡大するため新天地つくばでの新たな一歩を踏み出した。
店舗に選んだ物件は、土浦学園線沿い。広い駐車場を備えた一軒家レストランで、2022年7月のオープンからレストランの営業と同時に、洋食惣菜やチョコレート、プリンなどスイーツのテイクアウト販売にも力を入れている。


ランチメニューは、前菜、パスタまたはリゾット、フォカッチャが基本の構成で、メインやドルチェ盛り合わせなどをセットにもできる。パスタの技術もクイーンアリス時代に習得。うまさの鍵を握るのはパスタを茹でるときの湯だという。使うのはミネラルが多く含まれる硬水で、原塩、グラニュー糖やにがりを加えて調整。茹で上がったパスタにダシを効かせたソースを合わせれば、鈴木さん自慢の一皿になる。
ディナーメニューではさらにジャンルの垣根のない、さまざまな洋風料理が楽しめる。前菜で目を引いたのはサルシッチャ餃子。つくば産味麗豚の粗挽き肉に、ハーブやマッシュルーム、オレンジを練り込んだ自家製サルシッチャを使用した餃子だ。テイクアウトも可能なので、ぜひ一度お試しを。メインの一押しは土佐赤うしで、妻の恵美さんもこれまで食べた牛肉の中で一番おいしいと太鼓判を押す。温度管理を徹底しながらストレスをかけずに火を入れた、肉の柔らかさと旨みが絶品と評判のメニューだ。予約をすればコースでのオーダもできる。
店名のオブリガッツィオーニは「絆」という意味だそうだ。「つくばで順調なスタートを切れたのも、修行時代の先輩や大泉学園時代のお客様からの応援があったおかげです。つくばでも、野菜や食材を作ってくれる方、届けてくれる方、店を利用してくれる地域の皆さんとの絆を深めながらやっていきたいです」まだまだ進化が続く同店。今後の展開も楽しみだ。


洋食惣菜・レストラン
obbligazioni
電話: 029-869-7106
営業時間:ランチ11:30〜13:45(L.O.)
カフェ15:00〜17:00(L.O.)
ディナー18:00〜21:00(L.O.)
定休日:水曜日
駐車場:共用12台
「お食事券 1,000円分」(ディナーのみ有効)を抽選で7名様にプレゼント!
